不死と+1/+1と-1/-1の不適切な関係
2012年1月10日 マジック コメント (5)DKAでの能力について。
関係がある項目は以下の三種。
「不死」の能力は「頑強」と同様に墓地に置かれたときに誘発し、戦場に居た際にカウンターがあったかどうかを見る。
つまり、「タフネスが0なので墓地に置く」と「+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを相殺する」ことが同時に行なわれるため、「戦場にいるときは+1/+1カウンターがある」状態になる。
ま、そんな感じで。
ノシ
関係がある項目は以下の三種。
704.3 プレイヤーが優先権を得るたび(rule 116〔タイミングと優先権〕参照)、ゲームは状況起因処理の発生する条件のどれかが満たされていないかを確認し、該当するものがあればそのすべての状況起因処理を同時に、単一のイベントとして処理する。状況起因処理がチェックの結果として発生した場合、処理後に再びチェックが繰り返される。そうでなければスタックに積まれるのを待っている誘発型能力がスタックに積まれ、再びチェックが行なわれる。状況起因処理が発生しなくなり、スタックに積まれるのを待っている誘発型能力もなくなっていれば、該当するプレイヤーは優先権を得る。この手順はクリンナップ・ステップにも行なわれる(rule 514 参照)が、もし状況起因処理も誘発型能力も発生しなければ、プレイヤーは優先権を得ないでステップが終了するという点が特殊である。
704.5f タフネスが0以下のクリーチャーはオーナーの墓地に置かれる。再生はこのイベントを置換できない。
704.5r 単一のパーマネントに、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが乗っている場合、その2つのうちで少ないほうと同数だけ、両方のカウンターを取り除く。(訳注:両方が同数である場合、その両方を全て取り除く。)
「不死」の能力は「頑強」と同様に墓地に置かれたときに誘発し、戦場に居た際にカウンターがあったかどうかを見る。
つまり、「タフネスが0なので墓地に置く」と「+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを相殺する」ことが同時に行なわれるため、「戦場にいるときは+1/+1カウンターがある」状態になる。
ま、そんな感じで。
ノシ
コメント
問題なく殺せる。
元のタフネスが1で+1/+1カウンターが1個乗った不死持ち生物を殺すには、-1/-1カウンターが2個必要。
何も乗ってない不死持ち生物には、-1/-1カウンターをいくつ乗せても墓地から帰ってくる。